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犬の皮膚病

食事が原因で起こった症例です。

89年生まれ メス シーズー 主食 ささみとドックフード缶詰
5才のとき、治療を試みたが失敗し悪化したとのこと。

痒みが強く、皮膚分泌物が多く匂いがきつい
長年治療を諦めていたが、食事療法と薬物療法の併用により好転していった例です

薬物療法はビタミン剤と腸内細菌を活性化する薬剤、そして、ステロイドホルモンを併用してはじめました。
ステロイドホルモンは徐々にその使用量を減らし最終的には併用を中止します。
ビタミン剤と腸内細菌を活性化する薬物は長期投与しても副作用の出ないものを使用。
食事療法は肉類、ジャーキーなどのおやつを与えるのを中止し、ヒルズの犬メンテナンス・ラム&ライスを使用することを薦めました。

この症例では最初から改善が認められたが、必ずしもこのとおりにならない場合もあります。
この症例が治癒の方向へ向かった要因には、忍耐強い飼主さんにあります。
おやつを与えたい衝動を押さえて、忘れずに薬を投与し、獣医師の指示を守ったためです。

写真A98.02.20 写真B98.03.28 写真C98.04.25
腹部の色素沈着を注目してください。 治療により消失しております。



皮膚の質感を比べてください。 治療開始時AとBを比べても随分と改善されています。
Aでは皮膚分泌物が多量に付着していました。Bでは皮膚はほぼ正常化していますが、発毛は始まったばかり。
Cでは背中から腰にかけてと四肢の発毛が認められてきています。



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